2021年も残り僅か1週間。そろそろ来年のカレンダー、とりわけ祝日が気になる人も少なくないのでは。2022年のサンパウロ市に関しては、1月25日のサンパウロ市の誕生日、6月16日の聖体祭、11月20日の黒人の意識高揚の日の三つが、今年3月にコロナ禍対策で行われた特別連休で前倒しされたために、来年は祝日扱いではなくなる。また、5月1日の労働者の日は日曜、7月9日の護憲革命記念日は土曜にあたる。サンパウロ市在住者には連休の機会が減るが、4月15日(金)の受難日から21日(木)のチラデンテスまでを休みにする人が出てくるかも。また、共和国記念日の11月15日(火)も連休に使えそうだ。
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ボルソナロ大統領がファンキにのって踊る動画が批判を受けている。これは、21日にサンパウロ州海岸部のグアルジャーでヨットに乗って散策していたときのもので、水着の女性らとパーティを楽しんでいた最中にボルソナロ氏が女性蔑視的な歌詞を持つ曲で踊り、男性主義そのものの発言も行った。これは世間一般のみならず、自身の支持基盤であるはずの福音派のリーダーたちをも怒らせた。しかもその日は連邦議会で予算案の審議中だった…。
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人気サッカー・クラブのフラメンゴは22日、リオの恵まれない家族に対し、セスタ・バジカ(食料必需品セット)をクリスマスプレゼントとして配布した。その量はなんと5トン分になったという。フラメンゴといえばリオきっての庶民派チームで国内随一の人気を誇るが、その理由の一端が垣間見える。