《リオ市》年越しイベントの詳細発表=地下鉄の運行は8時まで

 リオ市のエドゥアルド・パエス市長が23日、大晦日は交通機関の運行時間などに制限を加え、人の動きを抑制する予定である事などを発表したと同日付現地サイトが報じた。
 同市市役所は3密を避けるため、コパカバーナでの公式行事を取り止め、恒例の花火も市内10カ所で打ち上げを行う事で1カ所に人が集中するのを避ける方針を維持する。
 また、市外からの観光客を乗せたチャーターバスは30日0時以降、市内に入れないようにする。地下鉄の運行は31日20時までで、代行便のバスの手配なども行わない。
 花火の打ち上げ場所は、コパカバーナ、バラ・ダ・チジュッカ、レクレイオ、フラメンゴ、ゴヴェルナドール島、ピシナン・デ・ラモス、バングー、セペチバ海岸、マドゥレイラ公園、ペーニャ教会の10カ所だ。

 また、コパカバーナでは大晦日の19時以降、同地区住民や就労者、宿泊者以外の人の乗用車の乗り入れを禁止。地下鉄も大晦日は5~20時のみの営業で、運行再開は元旦の朝7時からだ。
 バスの運行も平日ダイヤで、地下鉄停止後の代行運転やフェリー利用者のための増便も行わない。
 チャーター便のバスの市内乗り入れは30日の0時から禁じられる。また、コパカバーナ地区内と同地区にアクセスする道路での路上駐車も30日の18時以降、禁じられる。
 31日22時以降、コパカバーナ地区へは徒歩でしか入れなくなり、舞台設営もない。海岸のキオスクは営業できるが、柵で囲んでのパーティー開催は禁じられている。
 同市内のホテルやレストラン、バールなどは接種証明の提示が義務付けられており、例外は認められない。

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