デイリーアーカイブ 7月 8, 2022

《ブラジル》カミカゼ法案で「経済に大打撃」の可能性も=国際的な投資家評価は最悪=レアル安、インフレ高進で不信感

 現在、下院で緊急審議中の複数の緊急支援策を一まとめにした憲法改正法案「PECカミカゼ」は、国際的な投資家の評判が悪く、さらなるインフレ高進や財政悪化などが懸念されている。「選挙法違反」などで連邦会計検査院(TCU)が捜査に乗り出す...

《ブラジル》飢餓人口4・1%でハンガーマップに=食の不安抱える人は世界水準以上=コロナ禍前から格差は拡大

 国連が6日に発表した「ハンガーマップ」(各国の飢餓状態を示す地図)によると、ブラジルでは人口の4・1%が栄養失調に陥っていたと同日付現地サイトが報じた。  最新版マップは2019~21年の飢餓状態をまとめている。世界では8億28...

《サンパウロ州》知事選でハダジの支持率38%に=フランサ断念の恩恵受ける

 マルシオ・フランサ氏(ブラジル社会党・PSB)がサンパウロ州知事選出馬を諦めてから初の支持率調査の結果、フェルナンド・ハダジ氏(労働者党・PT)が有利な展開となっている。6、7日付現地紙、サイトが報じている。  クエスト社が1〜...

《ブラジル》電子タバコの販売禁止を継続決定=闇市場での取引は急増だが

 日本では普通に販売されている電子タバコだが、ブラジルでは2009年から販売が禁止されている。くわえてこの6日、国家衛生監督庁(ANVISA)が国内での販売をこれまで通りに禁止すること満場一致で決めた。7日付現地紙が報じている。 ...

《ブラジル》サル痘感染者142人に=約3分の2はサンパウロ州で発生

 保健省や州保健局などによると、7日朝までに確認されたサル痘の感染者は8州で142人に増えたと同日付現地サイトが報じた。  保健省によると州別の感染者数はサンパウロ州98人、リオ州28人、ミナス州8人、セアラー州とパラナ州、リオ・...

おしゃべりパパガイオ

 人気女性歌手ジュリエッテが、政治団体のブラジル自由運動(MBL)から、大統領選でルーラ元大統領を支持したとして、選挙法違反で訴えられた。訴えを起こしたのは同団体の下議候補のサンパウロ市市会議員のルビーニョ・ヌーネス氏とサンパウロ州議候補の...

【7日の市況】コモディティに引っ張られてIbovespaは2%上昇 10万ポイント回復、ドル1.4%下落

   中国の景気刺激策発表により、鉄鉱石と原油価格が上昇した。Ibovespaは7日(木)、100,729ポイントで2.04%上昇し、取引を終えた。ブラジル証券取引所の主要株価指数は、ニューヨークの動きに追随し、さらにコモディティ市況が上...

在住者リポート=ペルーは今=「先人の価値観を守り促進するためには」=第1回国際日系人対話イベント=中南米各国の日系団体代表者らがリマ合意書を承認=ペルー在住 都丸大輔=7月5日

 ペルー日系人協会主催の国際日系人対話イベント「先人の価値観を守り促進するために」が7月1日、ペルー・リマ市の日秘文化会館の大ホールで開催された。  この中南米日系社会全体にとって重要な国際日系人対話イベントには、アルゼンチンから...

七夕、日本祭り向け練習=長崎県人会・龍踊り

 長崎県人会(森繁親会長)の龍(じゃ)踊り部(石川ハケウ部長)は、今週末の第43回七夕祭り、今月半ばの第23回県連日本祭りでの出演を前にした4日夜、熱のこもった練習を行った。  同部は毎週月曜日午後7時から同9時まで、サンパウロ市...

特別寄稿=当たるも八卦―第26回参議院選挙の当選予想=ソロカバ市 早川量通=7月6日記

 7月10日に2022年度参議院選挙の投開票が行われます。  政党別の立候補者は、全国比例と各選挙区合わせ、自民党82人、公明党24人、立憲民主党51人、日本維新の会46人、共産党58人、国民民主党22人、社民党12人、れいわ新撰組14人...

防犯業界牛耳る中露勢=食い込む新興日本企業=日系社会の信頼背景に

 【既報関連】「ブラジルに対する中国とロシアの防犯技術の売り込み方は凄まじいですよ。日本のアピール力を1としたら、中露は100の力で来てますね」と日本の防犯IT企業『Singular Perturbations(SP社、シンギュラー...

「ONE N’ ONLY」が来伯=アニメフレンズで公演

 日本のアーティストグループ「ONE N' ONLY(ワンエンオンリー)」が6日夕方、グアルーリョス国際空港に到着した。同グループは動画投稿SNS「Tik Tok」のフォロワー数430万人超、投稿動画総再生回数が2億回を超える人気を...

最新「ヴェージャ砲」は下院証言で炸裂するのか

 「文春砲」という言葉が日本にある。これは政府や芸能界の特ダネスキャンダルをスッパ抜く週刊誌『週刊文春』の報道が、社会に砲撃を食らわせた様な衝撃を与える様を評して生まれた言葉だ。  ブラジルにも『週刊文春』に似た存在がある。週刊誌...