デイリーアーカイブ 11月 2, 2022

開会式=高良ブラジル会長「無上の喜び」=100県人会を代表して挨拶=第7回世界のウチナーンチュ大会

 【那覇発=深沢正雪記者】世界中から県系人が集結する「第7回世界のウチナーンチュ大会」ではキャッチフレーズ「うちなーのシンカ(仲間)、今こそ結ぶ世界の輪」を前面に打ち出した開会式が、那覇市の沖縄セルラーパーク那覇で10月31日に開催...

日本育ち日系人への期待と現実=新人4世記者が聞く=第1回=ブラジルで長所を磨く選択

 社会の国際化が進展して久しい昨今、日伯両国の文化、言語に通じる日系ブラジル人子弟にかかる期待は大きくなっている。本連載では今年7月から本紙記者となった松永エリケ記者(群馬出身、20歳、四世)が、「日本育ちの日系ブラジル人子弟の目線...

ルーテル教会お盆ミサ、6日に

 日系ルーテルサンパウロ教会(ルイス・メロ牧師)は6日11時15分から12時まで、サンパウロ市リベルダーデ区の同教会(Rua Pandiá Calógeras, 54)でお盆のミサを行う。同ミサでは、家族など身近に亡くなった故人を偲...

休刊のお知らせ

 2日(水)が死者の日の祝日のため、翌3日(木)付けは休刊となる。次回発刊日は4日(金)付け。

【1日の市況】Ibovespaは休日前に0.77%上昇 沈黙の2日後にボルソナロは投票に感謝して封鎖を非難、憲法を遵守を宣言

 決選投票で敗北してから2日後、ジャイル・ボルソナロ大統領(PL)は1日午後、アルボラーダ宮殿で記者会見に臨み、ようやく沈黙を破った。大統領は「憤り」と「不公平感」を語るも、「デモは左翼の手法だから繰り返してはいけない」と非難発言した。 ...

トラックストの影響深刻化=薬などの必需品不足や飛行機欠航

 【既報関連】統一選の決選投票でルーラ氏(労働者党・PT)が当選した事を不服とする、ボルソナロ氏支持派のトラック運転手達によるストは、1日に解除に向けた動きが加速したが、全国規模となったストによる影響が様々な形で報告されている。 ...

沈黙続けるボルソナロ、40時間以上声明出さず=他の閣僚が結果認める中=新政権への移行は始まる

 大統領選での落選決定後、ボルソナロ大統領(自由党・PL)は1日以上経っても沈黙を守り続けている。その間に他の閣僚たちが当選したルーラ氏(労働者党・PT)の政権準備に向け、動きを進めている。10月31日、11月1日付現地紙、サイトが...

COP27に次期政権代表派遣へ=ルーラ政権の環境政策に注目集まる

 世界的な環境活動家で労働者党(PT)政権の元環境相のマリーナ・シルヴァ氏(レデ)が10月31日、ルーラ氏が6~18日にエジプトのシャルムエルシェイクで開催される国連気候変動枠組条約第27回締約国会議(COP27)に代表団を派遣する...

全国主要300道路で封鎖スト=トラック運転手ら大統領選結果に抗議

 大統領選の結果判明直後から、ボルソナロ大統領を支持するトラッック運転手たちが全国の主要道路300カ所以上をトラックで塞ぐ抗議行動(スト)を敢行。また、取り締まるべき連邦道路警察(PRF)が抗議行動に賛同したりしたため、最高裁が最悪...

工業生産が0・7%減少=コロナ禍前も2・4%下回る

 地理統計院(IBGE)が1日、9月の工業生産は前月比で0・7%減となり、2カ月連続の前月比割れだったと発表したと同日付現地サイトが報じた。  IBGEによると、8月の工業生産も見直しの結果、0・7%減に修正されたため、2カ月間の累計は1...

ルーラ当選祝う家族が銃撃され1人死亡=大統領支持者が銃乱射

 10月30日、ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテで、ルーラ氏の大統領当選を祝っていた家族がボルソナロ氏の支持者によって銃撃され、27歳の男性1人が死亡した。10月31日、1日付現地紙、サイトが報じている。  事件はベロ・オリゾンテ西部...

おしゃべりパパガイオ

 2日は日本的に言えばお盆にあたる「精霊の日」で、ブラジルは休日だ。今年は3年ぶりにサンパウロ市恒例の「ゾンビ・ウォーク」が戻って来る。過去2年間はパンデミックで中止になっていた分、聖市のコスプレ好きの人たちには待ちに待った瞬間だ。開催は1...

労働と環境の検査が原因?=農業界のボルソナロ支援

 大統領選はルーラ氏が1・8%ポイント差という民政復帰後の選挙で最僅差の接戦を制して当選を果たした。接戦の要因ともなったのは、農業界にボルソナロ氏を支援する傾向が強いためだ。ヴァロール・エコノミコ紙では、記者のマルシレア・ゴンバタ氏...

連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第69話

 花作りの生産者が集まって作った花の会の組織がその頃すでにささやかな活動はしていた。  ブラジルの花作りは一九五〇年代からすでに始まっていたが、それはポルトガル人達が露地でありふれた草花を葬儀用とかフェスタ(パーティー)用に細々と作っては...