デイリーアーカイブ 11月 24, 2022

【23日の市況】財政リスクで注目される連邦議会の動きを受けイボベスパ指数は0.18%下落、ドルは実質的に安定

 水曜日(23日)、微妙な下げではあるが、先物金利の再上昇に圧迫され、イボベスパ指数は3日連続の下落となった。ブラジル株式市場は再び、米国中央銀行の金融政策の最後の会議の議事録を反映したウォール街のインデックスから離れた動きをした。  ブ...

上塚周平像が落成=熊本文協ら有志が再建立=昨年10月に盗難被害

 「ブラジル移民の父」上塚周平像の落成式が11月19日午前10時からサンパウロ市リベルダーデ区のラルゴ・ダ・ポルボラ公園で行われ、ブラジル熊本県文化交流協会、ACAL(リベルダーデ文化福祉協会)、文協、県連、サンパウロ市関係者など約...

サッカーW杯=在留邦人もブラジル人も大喜び=日本代表がドイツに大逆転勝利!

 サッカーW杯の日本対ドイツ戦観戦会が23日午前10時から、サンパウロ市のブラジル日報協会会議室で行われた。会場には日伯両国旗が掲げられ、当地在住日本人や日本ファンなど約30人が集まって日本語、ポ語で応援。勝利が決まったときにはハグ...

■街角ちょっと見■W杯ドイツ戦=林大使も飛び上がって応援

 「ビックリしましたよ、こんなに盛り上がるなんて。前半で1点入れられて、やっぱりダメかとガッカリしてました。勝てるはずないと思っていたドイツに勝つなんて。皆さん日本の旗を顔に描いて、すごい熱の入れようでした」。興奮冷めやらない様子で...

PL、一部投票機の無効化を要請=主張の通りなら大統領再選?=選挙高裁は証拠提出求める

 ボルソナロ大統領の所属する自由党(PL)は22日、選挙高裁に対し、大統領選で使用された票集計機に不審な機種があり、同機種で集計した票の無効化を要請。無効化が認められた場合、大統領選の勝者はボルソナロ氏だと訴えた。同裁のアレッシャン...

新型コロナ=空港や機内でのマスク再義務化=感染拡大で、死者数は100人以下=治療薬やワクチン承認続々と

 【既報関連】新型コロナの感染再拡大や年末年始の人混み増を配慮し、国家衛生監督庁(Anvisa)が22日夜、25日以降の空港内や機内でのマスク着用を義務化したと22、23日付現地紙、サイトが報じた。  空港や機内でのマスク着用は8...

政権移行スタッフ文化部門にフロッタ氏=元ボルソナロ支持者登用に賛否

 ジェラルド・アルキミン次期副大統領は22日、政権移行文化部門スタッフに、かつて熱心なボルソナロ大統領支持者だったアレッシャンドレ・フロッタ下議を選び、賛否両論を呼んだ。23日付現地紙が報じている。  フロッタ氏は元有名ポルノ男優...

W杯中の営業時間に変更あり=行政、銀行などが案内発表

 【既報関連】カタールで開催中のサッカーW杯。ブラジル代表の試合日となる24、28、12月2日は、行政や銀行などの諸機関が営業(対応)時間を変更する場合がある。  営業時間変更を発表している機関の一つは銀行で、ブラジル銀行連盟(Febra...

リオ州、カブラル氏の息子を捜査対象に=タバコの違法販売に関与か

 リオ州で違法タバコの販売組織に対する連邦警察の捜査が23日朝に行われ、ラヴァ・ジャット作戦で有罪となって現在服役中のセルジオ・カブラル元リオ州知事の息子が捜査対象の一人となっている。23日付現地サイトが報じている。  今回の捜査は連警と...

おしゃべりパパガイオ

 サッカー・ブラジル代表は24日がグループリーグ初戦の対セルビア戦だが、チッチ監督はこの試合の先発メンバーを直前まで発表しない意向だ。ただ、既に流れている憶測では、先発かどうか微妙だったヴィニシウス・ジュニオルは左ウイングでの先発との見方が...

南米被爆者健診医師団4年ぶり来伯=在伯被爆者約30人が受診

 南米被爆者健診医師団(松村誠団長)による被爆者健康診断が、1日にサンパウロ市リベルダーデ区の日伯友好病院医療診断センターと、翌2日にビラ・マリアナ区のサンタクルス日本病院でそれぞれ行われ、両日で約30人のブラジル在住被爆者が受診し...

国際決済銀行、ネット氏を南北米諮問委員会議長に選任=ブラジル人議長は今回で2人目

 国際決済銀行の南北アメリカ諮問委員会議長にブラジル中央銀行のロベルト・カンポス・ネット総裁が21日に選ばれ、1月9日に就任すると同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。  国際決済銀行はスイスのバーゼルに本部を置き、「中銀の中...

「どこにいても同じ被爆者」=松村南米被爆者健診医師団長が講演

 放射線被曝者医療国際協力推進協議会(HICARE)による被爆者医療研修会が、1日午後2時からサンパウロ市パルケ・ノボ・ムンド区の日伯友好病院6階「山本恵一講堂」で開かれ、同病院関係者など約60人が参加した。  研修会では、南米被...

寄稿=小川和久著『「アマゾンおケイ」の肖像』=サンパウロ市在住  大久保純子

 それは1通のメールから始まった。とても丁寧な文言で、母の伝記を書くに当たってのブラジル側のリサーチを依頼する内容だった。  その母・小川フサノ(熊本県出身)は1917年の若狭丸で叔父の本村末廣とその妻ツノの構成家族として13歳で...

伊藤潤二漫画のポ語版刊行=『CONTOS DE HORROR DA MIMI』

 ホラー、ファンタジー関係書籍の出版を専門とするリオ市の出版社「DarkSideⓇBooks」(クリスチアノ・メネゼス代表)は1日、ホラー漫画『ミミの怪談完全版』(伊藤潤二・著/木原浩勝、中山市郎・原作)のポルトガル語版『CONTOS ...

インフレ=10月は高所得世帯に重し=航空券や医療保険の高騰で

 【既報関連】応用経済調査所(Ipea)は21日、10月のインフレ率増加で最も影響を受けたのは、月収1万7260・14レアル以上の高所得世帯だったと発表したと同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。  Ipeaによると、10月の...

食事中狙う大胆手口にご注意を!=賑わう店内にカバン窃盗犯出没

 コロナ禍終息に伴い、観光地リベルダーデにも往時の賑わいが戻ってきた。そんな中、同地で居酒屋「一茶」を営む原口マルガリーダさんが「食事中のお客様の荷物を狙う窃盗犯が出没しています。皆さんご注意ください」との呼びかけを行っている。 ...

連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第81話

 一九八九年   この年の主な出来事の最初は、一月七日に私共にとっては二組目の仲人になって、我が農場で歩合で花作りをしていた原田さんの次女、エレーナと山下英利君が結婚した。 ・一月二十五日、花の中央会で初めて監事に選ばれる。これが花の会...