デイリーアーカイブ 12月 27, 2022

アマゾン食材で日本料理に挑戦=一汁三菜文化をブラジルに広める=JICA隊員の小笠原純子さん

 山梨県甲府市に位置する「野口料理学園」校長の小笠原純子さん(74歳)は、現在JICAの海外協力隊員としてパラー州ベレン市で日系人や非日系人に料理を教えている。小笠原さんに来伯の経緯と意気込みを聞いてみた。  小笠原さ...

鹿児島県人会=3年ぶりの忘年会に会員大集合=高齢会員に感謝の「かるかんまんじゅう」

 ブラジル鹿児島県人会(文岡セルジオ正樹会長)は11日、サンパウロ市ジャバクアラ区の同県人会会館で敬老会および忘年会を行った。コロナ禍により3年ぶりの開催。サンパウロ市在住会員を中心にマナウスやイビウナ、インダイアツーバなどの地方会...

年末の挨拶

 さて、今号27日付をもって本年の通常号はお終い。28日頃に配達される新年特別号の後は、23年1月3日号となる。本紙は読者や関係者の皆さんのおかげで、なんとか無事に1年を終えることができた。  昨年、ニッケイ新聞が終刊を迎えると知った時、...

小渕優子特派大使を歓迎する=ブラジルと縁の深い父恵三氏=ブラジル日報協会 蛯原忠男理事長

 ルーラ大統領の就任式に出席するために来られた特派大使、小渕優子衆議院議員のご来伯を心から歓迎します。  かつては「ブラキチ」と呼ばれた田中龍夫先生ら多くのブラジル親派の先生がいましたが、現在では残念ながらあまり見当たらなくなりま...

思い思いに大筆ふるい=茨城県人会書道教室忘年会

 去る12月17日、ブラジル茨城県人会館で同県人会の書道教室忘年会が開催され、約30人が参加した。忘年会では最初に大きな紙が用意され、参加者全員が思い思いの書を揮毫(きごう)。初心者からベテランまで用意された大筆を自由にふるい、出来...

連載小説=自分史「たんぽぽ」=黒木 慧=第103話

 この度の訪日旅費は県人会の仕事と言うことで、私一人分一六九三ドルでレアイスに直すと約五〇〇〇レアイスは県人会の負担である。本当に気の毒である。出発前から宮崎ブラジル親善協会の徳永事務局長と電話やFaxで打ち合わせをしておいた。宮崎では早速...

《記者コラム》移行PECや秘密予算違憲判断の裏=ジウマ政権の反省で作った法律が骨抜きに

 政権移行PECを承認するのと引き替えに、ルーラはセントロンからいろいろな条件をのまされた。最高裁は「秘密予算は違憲」との判断を下すという最高のプレゼントを贈ったにも関わらず、セントロンは移行PECの中に秘密予算の代わりになるような...

ルーラ次期政権、どうなるテベテの役職?=環境相にマリーナ復帰=残りの閣僚は27日発表

 【既報関連】ルーラ次期大統領(労働者党・PT)は23日、シモーネ・テベテ氏(民主運動・MDB)に環境相就任を打診したが、テベテ氏が「マリーナ・シウヴァ氏(レデ)の反応次第」と回答。マリーナ氏が新設予定の気候変動問題担当の特別大使就...

各地でレヴェイロン再開=コロナで2年間の空白後=ホテルの予約状況も順調

 【既報関連】新型コロナのパンデミックで2年間開催が見送られていた年末の恒例行事「レヴェイロン」が各地で再開される事になり、イベントや観光客受け入れの準備が進んでいると23日付現地サイトなどが報じた。  レヴェイロン復活の一例はサ...

【26日の市況】Ibovespa(IBOV)は今週に悪いスタートを切る、なぜ株式は落ちたのか?

(※本紙の今年の業務は26日付でおしまい。27日から1日まで本紙は休刊となるため、市況記事はありません)  Ibovespa(IBOV)は、下落で今年最後の週の最初の取引セッションを下げて終了した。26日(月)、ブラジル証券取引所の指標と...

ペレ危篤説で緊張走る=不穏な報道相次ぐ

 癌との闘病のためサンパウロ市内の病院に入院中のペレが23日夜、様々な状況から予断を許さない状態と解釈され、国内外に緊張が走った。23〜25日付現地紙、サイトが報じている。  「ペレの状況が危ういのではないか」との憶測は23日夜、...

テロ目的で爆発物準備か=ブラジリアでボルソナロ派男性逮捕

 24日、ブラジリアで、燃料のトラックに爆発物を仕掛けたボルソナロ大統領派の男性がテロ行為に加担した嫌疑で逮捕された。24〜26日付現地紙、サイトが報じている。  爆弾は24日未明、ブラジリアの空港付近の路上に停車していた燃料トラ...

スザノ製紙でXマス前夜に火災=倉庫全焼も負傷者なし

 24日夜、サンパウロ大都市圏スザノ市のスザノ製紙で火災が発生し、近隣住民がクリスマスの晩餐を中断させられる騒ぎとなったと25日付現地サイトが報じた。出火したのは午後11時半頃で、約1千平米を焼失したという。  火災が起きた時間帯...

おしゃべりパパガイオ

 米国タイム誌が毎年12月に「今年の人」を発表するのを模し、「イスト・エ」誌が「今年のブラジルの顔」を発表。アレッシャンドレ・デ・モラエス最高裁判事が選ばれた。モラエス判事は数年来、ボルソナロ大統領との対立で渦中の人物となり、大統領選を含む...

IPVA=サンパウロ州は1月から徴収=一括払いなら3%の割引=州毎に異なるので確認必要

 サンパウロ州財務企画局が20日、2023年のIPVA(自動車所有税)の支払いに関する日程表を発表したと同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。  IPVAの額は乗用車が評価額の4%、バイクやそれに準ずる車両、軽トラック、マイク...

サンパウロ市=ロディジオ1月6日まで中止

 サンパウロ市市役所が26日から1月6日まで、ナンバープレート末尾番号による乗用車の乗り入れ規制(ロディジオ)を中止(9日から再開)すると25、26日付伯字サイトなどが報じた。  年末年始のロディジオ中止は学校の休暇やクリスマス前後からは...

貿易協議所=コロナ対策品の税減免期間を延長=次期政権の政策考慮時間を確保

 経済省傘下貿易協議所(Camex)の通商管理グループ(Gecex)が19日、新型コロナのパンデミック対策として減免税を行った医薬品や食料品、消費財、約600品目に対する措置を3月31日までの3カ月間延長する事を決めたと23日付アジェンシア...