在ブラジル日本大使館、ブラジル日本文化福祉協会、宮坂国人財団の協賛を得て、金井駐在武官と平崎靖之氏の企画により１１月１６日、第一回日系将官会の夕食会がブラジリア空軍クラブに於いて開催された。
出席者は、斉藤準一退役空軍大将、元空軍総司令官、同夫人、古賀水谷セルソ海軍中将、同婦人。小松パウロカズノリ退役陸軍中将、同婦人、岡村川上アンゼロ退役陸軍中将、同夫人、松田ルイユタカ退役陸軍中将、池田リュウゾウ退役陸軍中将、同息女、小原アキラ退役陸軍少将、同夫人、吉田マルセーロ陸軍少将、ヒロシエジソンマサユキ陸軍少将、呉屋セルジオ陸軍少将、同婦人、柴田アゴスチニョ退役空軍少将、同夫人。
民間からは、西尾ロベルトヨシヒロ宮坂国人財団理事長、文協副会長、佐々木バウテル文協副会長、市川利雄全国都道府県連合会会長、本橋幹久元県連会長、平崎靖之アカオ文化福祉協会政府機関執行理事、リベルダーデ友好会会長、同夫人、村上佳和リベルダーデ友好会副会長、同夫人、清原健児熊本県人会会長、リベルダーデ友好会副会長、同夫人、宮岡イザキ康雄サントアンドレー日本人会連合会会長、岩井輝禎アカオリベルダーデ商工会理事、池崎カルロスニッケイパラセ社長、同夫人。
開会は林禎二日本国特命全権大使、金井茂樹一等陸佐大使館駐在武官の列席を得て、山村秀樹ジミ補佐官の司会で国歌斉唱、川波マサオ空軍大将と池崎博文氏に黙祷。平崎靖之氏が将軍会開催の意義と日系軍人と題した挨拶を行った。
平崎氏の挨拶によれば、ブラジルでは陸軍１０名、空軍５名海軍３名の将官１８名が輩出されているが、アルゼンチンでは佐官までで、将官はまだ出てないとの事である。池田リュウゾウ退役陸軍中将のご両親は１９６０年４月２日神戸出航サントス丸の同船者である。
翌１７日１０時から１１時までサンパウロからの１２名は陸軍総司令部人事部長シャレーラ大将を表敬訪問をした。
シャレーラ将軍はサンパウロ南東軍中将で在任時代夕食会等で面識もあり、懐かしく大変喜ばれ、歓待して頂いた。
１２時大使館公邸に於いて日本自衛隊記念日式典が林禎二大使、金井茂樹駐在武官主催で開催された。
各国駐在武官１４３名、民間招待者合わせて約２００名が出席。平崎靖之氏は林禎二大使からブラジル軍高官との交流寄与活動を讃えられ、表彰された。
その後、立食パーティーが催された。盛大でなごやかな交歓会であった。
私もベトナム、ナイジェリア、コロンビアの駐在武官と親しく酒を交わす事が出来た。
世界中の駐在武官が親しく交歓の機会を得るということは、世界平和に寄与する意義絶大なことであると信じたい。
ブラジリアでの移動の車とホテルは元ブラジリアプラナウト軍司令官松田ルイユタカ退役陸軍中将が采配して下さり、末筆ながらお礼申し上げます。
