新年あけましておめでとうございます。どうぞ、今年もよろしくお願い申し上げます。
そして、「ブラジル日報」創刊おめでとうございます。
邦字新聞社が果たしてきた「日系コミュニティへの情報発信」に加え、昨年11月18日のニッケイ新聞のコラムにあるように、「ブラジル社会の情報を日本の人々に伝える」役割を担い、新しい情報媒体としてどんどん発展されるよう、願っています。
日本のすべての都道府県人会が存在するブラジルにおいて、日本とのつながりは欠かせないものであり、日本や郷土の文化をブラジル社会に発信することはとても重要です。また、県人会活動を通して、ブラジル独自の日本文化や親日派のブラジル人の存在などを日本に伝えることはブラジルと日本の交流に大きく貢献できるものと考えています。
すでに、ご承知のようにコロナ禍により、各種の行事が制限される中、苦しいながらも多くの県人会が様々な工夫を凝らし、活動を続けてきました。当県連も同様で多くの皆様から、ご支援をいただきました。
ここに改めてご支援を賜りました皆様に心よりお礼申し上げます。
また、今年はこの2年間に培ったアイデアをさらに磨き上げ、新たな県連となる転換を図る年として、これらのご支援にお応えしたいと考えています。
特に、今年は3年ぶりに「Festival do Japão」を実施いたします。パンデミックにより知らず知らずのうちに変化した社会生活に適った従来以上の魅力ある「Festival do Japão」を実現するために、県人会、県連が一体となって様々な挑戦に取り組んでまいります。
どうぞ、今年の7月15~17日に行われる感染対策を万全に施した「第23回Festival do Japão 夢を現実に」にお越しくださるようお願い申し上げます。
最後になりましたが、皆様のご多幸をお祈り申し上げるとともに、県人会や県連など日系社会に不可欠な「ブラジル日報」がコロニアの絆を深める媒体としての役割を担い続け、今後、ますます、発展されるよう、お祈り申し上げます。
2022年1月1日