連邦道路警察(PRF)が3日、12月30日から年1月2日にかけて国道で起きた交通事故による死者は65人で、前年同期の62人を上回ったと発表したと同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。PRFは毎年、12月30日から1月2日に、「新年作戦」と呼ばれる交通事故防止対策を行っている。
PRFによると、年末年始の4日間に国道で起きた交通事故は730件で、20/21年の年末年始より4%減った。また、重度の事故も187件で、前年同期より9%減少したという。
だが、死者は62人が65人に増えた上、負傷者も20/21年の年末年始の983人を上回る1017人となった。
12月30日から1月2日にかけての違反件数は3万7169件で、不法な追い越し5344件、シートベルト不着用4240件、飲酒運転や酒気帯び運転964件などとなっている。ヘルメットを着用せずにバイクを運転または同乗していた人も597人いた。
また、同期間中にPRFが押収した大麻は756キロで、前年同期より46%増えた。同期間中の逮捕者は442人で、盗難などの届出があった車両も、83台が発見、回収された。