おしゃべりパパガイオ

 ボルソナロ大統領の腸閉塞の原因が噛まずに食べたエビだったと公表されたことで、5日のネット上はボルソナロ氏とエビのジョークで賑わった。エビは左派に例えられることから、伝説の極左ゲリラ「マリゲーラ」の伝記映画を監督した話題の俳優ヴァギネル・モウラや社会主義自由党(PSOL)リーダー格のギリェルメ・ボウロス氏がエビを食べている写真や、旧ソ連の国旗の金槌が撃ち抜かれる部分をエビにした冗談画像などが拡散された。また、「エビで苦しむなら、イカ(ポルトガル語でルーラ)はもっとだ」と、大統領選にかけたジョークも見られた。
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 2月にアラブ首長国連邦のアブダビで開催される、サッカーのクラブW杯のチケットが7日から一般発売されている。パルメイラスは2月8日の準決勝から出場するが、チケット代は25〜200ディルハム(38〜300レアル)とのこと。昨年の大会は有観客でも国外のファンの入場が禁じられていただけに、熱心なパルメイラス・ファンは駆けつけたいところだろうが、果たして。パルメイラスは選手5人のコロナ感染判明で、出場者名簿提出時期を見ながら調整を行っている。
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 保健省が5日に方針を示したことで、1月中旬から5〜11歳の子供へのコロナワクチン接種がはじまる。このタイミングはちょうど、サンパウロ州だとオックスフォード製やファイザー社製のワクチンの接種を受けた4~50代の人が補強接種を受ける頃でもある。今はオミクロン株やフルロナの拡大が恐れられている頃。接種で確実に危機を防ぎたいところ。

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