6日、ボルソナロ政権で文化局長をつとめたこともある国民的女優のレジーナ・ドゥアルテが、インスタグラムへの投稿で物議を醸した。彼女があげたのは入院中のボルソナロ氏の写真で、病院の廊下を歩くボルソナロ氏の傍らを子供を肩車したイエス・キリストが後光を放ちながら歩いているというもの。レジーナはこの写真に、「偽物なんかじゃないわ。本物の写真よ」とのコメントまで添えた。この投稿は支持者には好評だったが、それ以外の人たちからは失笑を買い、冗談画像も拡散された。文化局長時代のレジーナはボルソナロ氏から良い待遇を受けたとは言い難かったが、大統領への熱は冷めてないようだ。
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5〜11歳児へのコロナワクチンの接種を改めて批判し、物議を醸したボルソナロ大統領。だが、世論調査ではその意向とは裏腹の結果も出ている。ポデール・ダッタが行った世論調査では、国民の71%が「自分の子供にコロナワクチンの接種を受けさせる」と回答。ボルソナロ政権の支持者でも、58%が「受けさせる」と答えている。反ワクチン派から強い支持を受けているボルソナロ氏ではあるが、これでは大統領選でも不利になるのでは。
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連日、雨が降っているサンパウロ市。カンタレイラ水系の1月の降水量は、7日午前9時の段階で早くも95ミリを記録。このペースで月末まで降り続けば月間400ミリになり得るハイペースだ。これにより、貯水量も26・7%まで回復している。予報だと、週末は雨がいったん収まるものの、週が明ければまた強い雨が降ると予想されている。