《サンパウロ市》UBSに銃持った男性侵入=元恋人を射殺した後に自殺

 10日午前、サンパウロ市のUBS(保健基礎ユニット)に銃を持った男性が侵入。元恋人の職員女性を射殺する事件が起きた。10日付現地サイトが報じている。
 事件が発生したのは10日午前7時45分頃で、サンパウロ市東部モオカにあるUBSの特別緊急病棟に60歳の男性が入り込んだ。
 男は、そこで働く元恋人(61)に数発の銃弾を浴びせ殺害。男性は自らにも発砲し自殺した。

 この事件に関し、サンパウロ市は遺憾の意を表明し、同UBSは検死が終わるまで営業停止の状態となっている。
 この男性が元恋人を殺害した動機についてなどはわかっておらず、現在捜査中だ。
 ブラジルでは今日、国民の30%の女性が恋人、元恋人から「殺す」と脅されたことがあり、6分の1が殺害されかかったことがあると答えている。また、パンデミック期間中に4分の1の女性がなんらかの暴力被害にあったことを告白している。

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