国際協力機構横浜センター(JICA横浜)海外移住資料館が「知識の力―カーニバルから見たブラジルと日本―」を日本時間1月28日(金)19時から、オンラインアプリZOOM上で開催する。参加費無料、定員500人まで。
講師には、昨年の第2回JICA海外移住論文の「エッセイ・評論部門」で最優秀賞を受賞した片山恵さん(国際交流基金ブダペスト日本文化センター)が、その論文内容を元に講演する。
片山さんのエッセイを含む論文入賞作品はJICA移住資料館サイト(https://www.jica.go.jp/jomm/whatsnew/2021/211102.html)で読める。
片山さんは2020年にブラジルに在住し、サンパウロ市のサンバカーニバルで優賞を飾ったサンバチーム「アギア・デ・オウロ」に参加。同チームはカーニバルの山車で原爆投下を演出し、日本側で賛否両論が起こった。
同講演では意見の相異が生じた要因を双方の立場で考察し、異文化理解の一例として紹介していく。片山さんが体感したカーニバルの魅力を現場の声や写真を交えて伝える。
申し込みは専用応募フォーム(https://forms.office.com/r/1at53LcZr1)から応募が可能。イベント開催日の1営業日前に講演会の案内が送られる。届かない場合は問合せを。
問合わせはJICA横浜海外移住資料館(電話番号=045・663・3257、メール=jicayic_jomm_info@jica.go.jp)まで。