9日未明に起きた、18歳の女性モデル、ヴァレンチーナ・ボスカルジンさんのコロナ死が話題を呼んでいる。彼女の母親で女性司会者のマルシアさんがインスタグラムに投稿した内容によると、ヴァレンチーナさんはワクチン接種も2度受けていたが、6日に血栓症と肺炎で入院、3日後に亡くなったという。これほど若い人がワクチンを2回接種しても亡くなることは極めて異例で、それが話題を呼んでいる。2回の接種完了後の感染というとオミクロン株を思い浮かべがちだが、そういう発表はないし、同株は肺への攻撃力は弱いとされている。彼女に既往症はなかったか、などが気になるところだ。
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コメディアンで俳優のバトレーが、10日に亡くなった。61歳だった。かねてよりガンを患っていたが、亡くなった場所はサンパウロ市北部のピリトゥーバの救急病院だった。ペルナンブッコ州出身のバトレーは、SBT局のお笑い番組「ア・プラッサ・エ・ノッサ」のレギュラー出演者として人気を博した。同番組降板後はグローボ局と契約し、ドラマ出演などを行っていた。2008年には大サンパウロ都市圏マウアー市の市議に当選し、2期務めていた。
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11日午前、CPTM9号線ベリーニ〜モルンビ駅間の運行開始が1時間余り遅れた。それは、近隣で行われているモノレールの17号線の工事用の梁が同日未明に線路上に落下したためだ。撤去に手間取り、午前4時からのはずの運行開始が5時18分からとなった。この間は代替バスも出たが、情報不足やホームの混雑で苦情が殺到。運行開始後も減速運転が続いた。