日本ブラジル中央協会は、山田彰前駐ブラジル日本国特命全権大使のオンライン講演会「4年3ヵ月の在ブラジル大使を終えて」を、日本時間21日(金)午前10時から11時半に、オンラインアプリZoomにて開催する。
山田前大使は、2017年7月から4年3ヵ月間勤務し、昨年11月に帰任した。今回の講演会では大使時代の経験などを語る。
大使着任時のブラジルは、ルセフ大統領が弾劾裁判によって失職し、テメル大統領が就任した頃で、「ブラジルコスト低減」が政策課題として取り組まれている時期。その後、2018年に統一選挙でボルソナロ氏が圧勝し、政権が交代。コロナ禍も発生し、伯国は累計死者数が世界第2位の62万人を記録するなど激動の在任期間だった。
「アマゾン日本人移住90周年式典」や「モジ秋祭り」など日系社会との関係強化にも努め、アニメや将棋などを通じて伯人らとの文化交流も熱心に行った。
参加費は会員(法人会員の在ブラジル子会社含む)、学生会員無料、非会員は1000円。講演会詳細、申し込みは同協会ホームページ(https://nipo-brasil.org/archives/event/lec20220121/)から行える。
問合せは日本ブラジル中央協会事務局(電話番号=03・3504・3866、メール=info@nipo-brasil.org)まで。