サンパウロ市の日本文化広報施設ジャパン・ハウス(JH、エリック・アレシャンドレ・クルッグ館長)は17日から3月31日まで、日本文化発信強化キャンペーン『#DARUMAJHSP』を行う。
特別制作された全長2メートルの巨大な黒いだるまが市内6箇所に巡回展示され、SNSアプリ「インスタグラム」を使用すれば、撮影しただるまの写真の色や模様を自分好みにカスタマイズでき、目入れも行える。
クルッグ館長は「黒色のだるまは厄払い用とされている。昨今の厳しい時代を乗り越え、より良い明日への願いを込めています」とキャンペーンに込めた思いを語った。
展示場にあるQRコードを読み込むと特設サイトにアクセスでき、日本各地の達磨や達磨に関する生活文化の紹介を見ることができる。また、JHのSNSからも達磨にまつわる歴史や逸話などのコンテンツも発信していく。
巡回展示はキャンペーン期間中17日~2月27日のみ実施。各展示場に1週間ずつ展示される。初回はリベルダーデ広場。その後、シルヴィオ・ロメロ公園、レプブリカ公園、ラルゴ・ダ・バタタ、ラルゴ・ダ・マトリズ(フレゲジア・ド・オ)、ジャパン・ハウス サンパウロへ続く。展示詳細は特設サイト(https://daruma.japanhousesp.com.br/)から確認できる。