おしゃべりパパガイオ

 グローボ局で日曜の夜に32年間続いていたブラジルの名物番組「ドミンゴン・ド・ファウストン」の司会者だったファウストンが、バンデイランテス局に移籍。17日からは、月〜金の20時30分〜22時30分で新番組「フォウストン・ナ・バンジ」をスタートさせている。「ドミンゴン」も「いつも同じことをやっている」と言われがちだったが、この番組も「やっていることは変わらない」と評されている。だが、それだからこそ愛されているようで、視聴率は同時間帯で2位と大健闘している。同局は現状4番手の局だが、早速、SBTとレコルデを抜いた。かつての「ブラジルの日曜の顔」の威力は伊達じゃない。
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 18日午前9時現在のカンタレイラ水系の貯水量は29・9%で、30%台復帰目前まで来ている。このタイミングで、アルゼンチンなどに熱波をもたらした乾燥した熱帯高気圧が北上してきているのは気がかりだが、それでも、予報によると今日19日には18ミリの降水が予想されており、来週23日からは強い雨が降ると見られている。今週に入ってからはサンパウロ市も暑くなってきているが、湿気が残り、雨が降りやすくなることを願いたい。
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 未来のサッカー選手の卵たちの大会、サンパウロ・ジュニア選手権(コッピーニャ)はいよいよ準々決勝。ここまでは、サンパウロやパルメイラスなど、いわゆる強豪のジュニア・チームが順当に勝ち上がってきているが、そこに、ロナウドがオーナーになったばかりのクルゼイロの名も。彼らから名門の再建が始まるか。

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