ボサノバ全盛の60年代に「ボサノバの女王」の座を巡ってライバル関係にあったエリス・レジーナとナラ・レオンが、不思議な因縁にあると注目されている。19日はエリスの没後40周年が話題となったが、奇しくもこの日は、ナラが生きていれば(1988年に死去)80歳の誕生日となっていた日だ。現在、グローボ局のアプリ「グローボプレイ」では、ナラの生誕80周年を記念して制作されたドキュメンタリー「オ・カント・リブレ・デ・ナラ・レオン」が絶賛され、かなりの話題を呼んでいるところだが、エリスもドキュメンタリーを準備中。まさに、永遠のライバルだ。
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最近まで夏とは思えない涼しい気温が続いていたサンパウロ市だが、18日はこの夏最高となる33・4度を記録した。ここ数年間はむしろ、春先の10月などの方が暑い印象があり、この気温でもそこまで暑い気はしないが、今回の暑さはアルゼンチンなどに記録的な熱波をもたらした後に北上した高気圧の影響によるものなので、これからは暑さが本格化するかも。予報だと、来週まではこの暑さが続くとのことだが、気温はどこまで上がるか。
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18日のサッカーのサンパウロ・ジュニア選手権(コッピーニャ)の準々決勝のサントス対ミラソル戦は、2―2の後にPK戦となった。PK戦ではサントスのキーパー、ジオージェネスがミラソル側のシュート3本を止める活躍を見せ、3―1で制して準決勝に進出した。ネイマールをはじめ、早熟の選手輩出に定評のあるサントスは、同大会で4度目の優勝を狙っている。