二天古武道研究所の青年部「隼」（安里友治（あさと・ゆうじ）部長）は、昨年１２月２２日に「社会福祉法人こどものその」（小田セルジオ会長）に、紙おむつやアルコールなどの衛生用品一式の寄付を行った。
同研究所は、武道の強さを学ぶだけでなく精神と人間力をあげる為、定期的に病院や日系福祉施設、児童福祉施設などへの支援を行っている。
当日は、胴着姿の道場生がサンパウロ市イタケラの同福祉法人施設に数種類の寄付品を運んだ。寄付品は、成人用の紙おむつ約２５０枚や消毒用アルコール、使い捨てマスク、ラテックス製手袋、ウェットティッシュ、液体石鹸及び固形石鹸、シャンプー、ボディオイル、トイレットペーパー、歯磨きセットなど福祉施設には欠かせない衛生用品だ。
岸川代表は「大変な時期ですがクリスマス前になんとか寄付ができて本当に良かった。まだ収まらないコロナ禍ですが、日系社会皆で支え合っていきましょう」と述べた。
こどものそのの小田会長は、「一時は収まりかけていたコロナ禍ですが、オミクロン株の発生でまた予断を許さない状態になりました。そんな中で必要不可欠な衛生用品を寄付していただけたのは本当に助かります」と感謝の言葉を述べた。
