25日、ゴイアス州で鉱物資源の違法採掘の摘発が行われ、8人が逮捕された上、違法採掘に使われた浚渫船2隻が焼かれた。26日付現地紙、サイトが報じている。
摘発が行われたのは25日未明で、同州南東部ピーレス・ド・リオを流れるコルンバー川で違法採掘を行っていた浚渫船が軍警による捜査を受けた。
捜査には、セラード監視の軍警14人があたり、8人が逮捕された。容疑者らはトカンチンス、ロンドニア、マット・グロッソの3州の出身者だという。軍警は逮捕の際、携帯電話や秤、少量の大麻なども押収している。
今回の捜査は、2隻の浚渫船が川の真ん中で、違法採掘を行っているとの連絡を受けて行われた。軍警によると、摘発に気づいた容疑者たちは、採掘した金を川に投げ捨てて逃げようとしたという。
また、犯行に使われた浚渫船が軍警によって焼きはらわれる模様はテレビで放送され、話題となった。