本日から、ブエノスアイレス在住の相川知子さんによる、聞き書き小説「おてもやんからブエノスアイレスのマリア様」を連載する。相川さんが移住者女性から実際に聞き取った実話を、本人が語っている雰囲気で書き直した小説だ。
相川さんは広島出身、JICA海外開発青年として1991~4年にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスにある在亜日本語教育連合会(教連)で活動。その後、同国に定住し、スペイン語通訳、翻訳、教師、食品ロジスティックアドバイザー、テレビ撮影コーディネーター、ライター業などに従事している。
加えて「アルゼンチンをはじめラテンアメリカの人々の素顔を日本に紹介をすること」をライフワークとし、自身の運営するブログ『主観的アルゼンチン・ブエノスアイレス事情』(http://blog.livedoor.jp/tomokoar/)にて1998年から情報発信を行っている。