ペルナンブッコ州で１０代の女性２人を強姦後に殺害した容疑者が、７日午前中に逮捕された。７日付現地サイトが報じている。
同州グローリア・ダ・ゴイターの森林で起きた殺人事件２件の犯人として逮捕されたのはエジソン・カンジド・リベイロ容疑者（３５）だ。同容疑者は逮捕後、アグレステ地方カルアル市の警察署に連行された。
同容疑者の捜査は、１月３１日に起きた、ジャイルマ・ムニス・ダ・シウヴァさん（１９、学生）が草むらの中で強姦された後に刺殺体となって見つかった事件後に始まった。
翌２月１日には同市内の排水溝から、カウアニ・マヤラ・マルケス・ダ・シウヴァさん（１８）の遺体が見つかった。カウアニさんは１月２９日から行方不明となっていた。
エジソン容疑者は１月３１日から犯行を疑われていた。それはこの日、「男性に追い回された」との被害届を行った女性がおり、調べたところ、監視カメラに映っていたのが同容疑者だったからだ。
捜索はヘリコプターやドローン、車やバイク、温度センサーも駆使した大掛かりなもので、ヘリに乗った捜査員が母親の家から数キロはなれた雑木林で３度姿をとらえた後、逮捕に至った。
同容疑者には同州内２市での強姦と強盗の前科があり、１３年間の服役経験があった。
