5〜11歳児への新型コロナワクチンの接種は1月後半からはじまったが、グローボ局の報道によると、7日現在の同年齢層での接種率は18・8%で、20%を切っていることがわかった。国中の話題となり、8割近くの親が「子供に受けさせたい」と答えた割には随分と低いパーセンテージだ。内訳を見ると、サンパウロ州は48%と群を抜いて高いが、他の連邦自治体で20%を超えているのは連邦直轄区(30%)、リオ・グランデ・ド・スル州(22・6%)だけで、マット・グロッソ州、パラー州、パライバ州では3%にも達していない。多くの州や州都では新学年が既にはじまっている中、早く接種を済ませ、安全な学校生活を送って欲しいところだが。
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週末から雨模様で、週明けの7日も朝から強い雨が降ったサンパウロ市。この雨で7日午前9時現在のカンタレイラ水系の貯水量は39・3%と、40%台目前というところまで回復してきている。7日も45ミリの降水予想が出ていたが、8日も30ミリ、9日も20ミリと、それなりの雨の予想が出ている。この夏は雨が多く、貯水池の水位回復にとっては嬉しいが、大サンパウロ市圏や内陸部などで30人以上の死者を出した1月末のような降り方は勘弁して欲しいのが正直なところ。
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アラブ首長国連邦アブダビで開催中のサッカーのクラブW杯。パルメイラスは今日8日の準決勝から登場で、相手はアフリカの王者アル・アハリ(エジプト)。試合開始はブラジリア時間の午後1時30分からで、 勝てば、チェルシー(イングランド)とアル・ヒラル(サウジアラビア)の勝者と優勝を争うことになる。