8日、アラブ首長国連邦のアブダビで行われたサッカーのクラブW杯準決勝で、南米代表として出場したパルメイラスがアフリカ代表のアル・アハリに2―0で勝利し、決勝進出を決めた。8日付現地サイトが報じている。
アル・ナヒヤーン・スタジアムでの試合はブラジリア時間の13時30分にキックオフとなり、前半から両チームともに積極的に攻撃を仕掛けたが、なかなか得点の好機に結びつかなかった。
しかし、前半39分、ドゥドゥが中盤からゴール前に出したスルー・バスが上手く抜け、ラファエル・ヴェイガがペナルティ・エリアに入ったところでボールをとらえてシュート。これが飛びついた相手キーパーの右脇を抜け、1点を先制した。
そして後半3分には、中盤でボールを受けたドゥドゥがドリブルで独走。ペナルティ・エリアに入ると、そのままゴール左隅に豪快なシュートを決めて2点目。
この2点を守ったパルメイラスが勝利し、決勝に進出した。パルメイラスは昨年のこの大会でアル・アハリにPK戦で敗れていたが、借りを返した。
パルメイラスは前身大会となるトヨタ・カップの1999年以来の決勝進出となり、悲願の初優勝をかける。
決勝は12日に開催され、欧州代表のチェルシー(イングランド)とアジア代表のアル・ヒラル(サウジアラビア)の勝者との対戦となる。
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