《ブラジル》CPTM9号線が故障で3駅封鎖状態に=ラッシュアワーの客足に影響

 14日午前、サンパウロ市南部のCPTM9号線で電気系統の故障が発生し、3駅が封鎖され、ラッシュアワーの最中に多くの市民の足に影響が出た。14日付現地サイトが報じている。
 サンパウロ市近郊のオザスコからサンパウロ市北西〜南西を走るCPTM9号線。故障が起こったのは、F1開催で知られるインテルラゴス・サーキットの最寄駅アウトードロモで、故障は運行開始直前の午前4時頃に発生した。
 そのため同駅と、南に下った2駅、インテルラゴス駅とグラジャウー駅の三つが運行開始時間になっても運行が見送られた。同線はさらに南にブルーノ・コーヴァス/ヴィラ・ナタル駅があるが、まだ午前10時からの試験運行中だったため問題はなかった。

 通勤客に対応すべく該当する3駅には臨時の代替バスが手配され、グラジャウー駅とジュルバトゥーバ駅まで二通りのバスが代行した。
 運行停止区間以北でも減速運転が行われ、乗客の脚を遅らせた。こうした状況が午前8時頃まで続き、各駅は人でごった返す混乱が起こった。
同線とCPTM8号線はヴィア・モビリダーデというコンソーシアムが運行しているが、1月27日に正式に契約したばかりだった。

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