20日、北京冬季五輪が閉幕した。今回の五輪でブラジルは冬季五倫史上で自己最高の記録を出したと報じられている。とは言っても、18個もメダルを取った日本と比較できるものではなく、男子のボブスレー・チームが20位、女子スケルトンのニコーレ・シウヴァが13位と、上位入賞にも届いていない。だが、雪が豊富で競技の伝統も長い欧米諸国に対し、「南国」のイメージ通りの暑さの南半球の国々が対等に戦うのは至難の技。今はまだ「参加することに意義があり」の時期。こうやって少しずつ自己最高順位を上げていき、いつかそのうちメダルに手が届くことを願うばかりだ。
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リオ州に豪雨をもたらした寒冷前線が上陸しなかったため、集中豪雨の被害は逃れたサンパウロ州。だが、その分、見込まれた降水量が予想以下だったことも事実。2月のカンタレイラ水系の降水量は20日になってやっと100ミリ台に乗った程度。5カ月連続での100ミリ台は悪くはないが、 2月の平均降水量の200ミリは欲しいところ。あと1週間で20日間分は可能か否か。