岩本レアンドロ新会頭が就任=ブラジル日本青年会議所

鏡割りを行う岩本レアンドロ新会頭(中央)
鏡割りを行う岩本レアンドロ新会頭(中央)

 ブラジル日本青年会議所(JCI Brasil-Japão、JCIBJ)が7日、「2022年役員就任式」をサンパウロ市のブラジル日本文化福祉協会貴賓室で開催し、岩本レアンドロ新会頭(30)の就任を祝った。
 就任挨拶に立った岩本新会頭は「コロナ禍によって、働き方や生き方を戦略的に考えなくてはいけない時代となった。青年会議所は社会発展の希望を生み出す場所。私達も成長し続けなければならない。会員同士の連携を強め、各会員の事業の成功や新規会員の増加を目指す」と意気込みを語り、「今の自分があるのは家族やJCIBJの仲間の支えがあったから」と感謝を述べた。
 式典にはJCIBJ会員を中心に約90人が出席。参加した野村ショウジ元会頭は「JCIBJは今年で創立40周年を迎える。岩本新会頭は事業をただ継続させるだけでなく、節目の年に相応しい発展的活動を行ってくれる人物」と岩本新会頭の活躍に期待を寄せた。
 ブラジル青年商工会議所(JCIB)の高橋ネルソン会頭や桑名良輔在サンパウロ日本国領事、在ブラジル日本国大使館の滑川博愛(ひろちか)参事官、ブラジル日本文福祉協会の石川レナト会長、ブラジル日本商工会議所の村田俊典会頭、野村アウレリオサンパウロ市議、羽藤ジョルジサンパウロ市議、ロドリゴ・ゴーラートサンパウロ市議、日本文化広報施設ジャパンハウスのエリック・クルッグ館長、サンパウロ日伯援護協会の税田パウロ会長、こどものそのの小田セルジオ会長、リベルダーデ文化福祉協会の池崎博文会長、ブルーツリーグループの青木智栄子会長などが来賓した。
 式典後、懇親会が催され主席者らは親交を深めた。
 JCIBJは青年の社会的成長と社会の発展への貢献を目的として1982年にブラジル日本商工会議所の一部として組織された。近年では他の日系団体や和食レストラン藍染の白石テルマシェフと協同し、サンパウロ市エリオポリス地区の貧困者向けにマルミッタ(ブラジル式弁当)を届ける等の活動を行っている。

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