おしゃべりパパガイオ

 21日、調査団体CNT/MDAが大統領選の世論調査の結果を発表。ルーラ元大統領は42・8%から42・2%に支持率を落としたが、1位をキープ。2位のボルソナロ大統領は25・6%から2・4%ポイント伸ばし、28%にあがった。興味深いのは、4位に落ちたセルジオ・モロ氏の支持率が、8・9%から6・4%へと2・5%ポイント落ちたこと。同氏の下がり幅がボルソナロ氏の上がり幅とほぼ同じということは、モロ氏からボルソナロ氏へのくら替えが目立ったということかも。モロ氏は拒絶率も58・2%に急増しているが、最近の米国企業からの高給疑惑が響いたか。
    ◎
 このところ、世界の政情がウクライナ危機で揺れている。こういう状況では、ウクライナに住んでいる人も気が気ではないことだろうが、ウクライナでプレーするサッカー選手はこの問題について語ることを禁じられているそう。ウクライナには、シャフタール・ドネツクという、伝統的にブラジル人選手がレギュラーの大半を占めているチームがあるが、彼らの心境やいかに。このままではブラジル人選手の同チーム入団も減るのでは。
    ◎
 本来だったら今頃はカーニバル当日に向けて最後の仕上げをする時期だが、サンパウロ市やリオ市ではエスコーラ・デ・サンバのデスフィーレ(パレード)が4月に延期されたし、自治体によっては全面中止のところもある。それでも、「元々は祝日だったのだから」と カーニバル期間を休みにする自治体や職場も少なくなく、混乱が起きている。ブラジル市やリオ市の場合、4月はどうなるかも気がかりだが。

最新記事