2年ぶりの日本祭りへ注力=和歌山県人会定期総会

事業報告を行う谷口会長(左)
事業報告を行う谷口会長(左)

 ブラジル和歌山県人会連合会(谷口ジョゼ眞一郎会長)は2月13日、サンパウロ市の同会館で定期総会を行った。会員ら23人が出席し、2021年度事業報告、同会計報告を行い、22年度事業計画並びに予算案を承認した。
 谷口会長は21年度事業報告で「コロナ禍で活動に制限がある中、オンライン役員会議やお好み焼き販売会、県庁国際課を通じて和歌山の学校(那賀、雑賀崎)と交流事業を行うことができた。今年は対面活動の実施を増やしていきたい」と述べた。
 22年度事業計画では、7月15~17日にサンパウロ市サンパウロEXPOセンターで開催が予定されている日本祭り(ブラジル日本都道府県人会連合会主催)への出展準備状況について報告が行われ、谷口会長は「すでにお好み焼き販売用ブースの予約を行った。日本祭りでの販売収益は県人会の重要な活動財源。コロナ禍で2年間日本祭りでの販売活動が出来なかった分、今年はより一層力をいれたい。全会員、特に若者たちの助けを頼りにしている」と語った。 その他、敬老会を5月15日、日本祭り慰労会を8月21日、婦人部ピクニックを9月17~18日、忘年会を12月に開催する予定が発表された。
 21年度会計報告では、収入9万4403・39レアル、支出9万5105・49レアル、前年度繰越金46万9498・83レアル、総計47万2610・77レアルが報告され、承認された。22年度予算案は、収入12万レアル、支出11万3350レアルとした。
 役員改選は2023年度を予定し、22年度の県人会費は120レアル、婦人部年間会費は40レアルで承認された。

最新記事