大阪府泉佐野市主催「第12回全国タオル筆で描く絵てがみコンクール」の結果発表が1月行われ、サンパウロ市在住の大塚弥生さん(77、山口県)が『奨励賞』を受賞した。
泉佐野市は、三重県津市、愛媛県今治市と並ぶ日本三大タオル産地の1つ。同コンクールではタオル生地を用いて作られた筆を使用して絵てがみを作製する。今回の募集作品テーマは「明るく楽しい毎日を~あなたの大切なものは何ですか~」。今コンクールには日本全国、海外から1872作品が応募された。
大塚さんは10年前から応募を始め、今回は夫と愛犬の日常をモチーフにした。入賞は今回で10回目となり「毎年上位入賞を狙っていますが、なかなか届きません。表彰作品から学びつつこれからも挑戦していきます」と語った。
ブラジルからの応募は大塚さんのみだった。大塚さんは「絵手紙をされているみなさんにも是非挑戦してほしい」と参加を呼びかけている。タオル絵手紙の描き方やコンクールへの参加方法については大塚さん(電話=2959・6600)まで。
入賞・入選作品は同市エブノ泉の森ホールギャラリーで3月17~21日まで展示予定。さらに春頃には東京での展示も予定されている。