ブラジル長崎県人会(森繁親(しげちか)会長)の2022年度定期総会が2月27日、オンラインで行われ、会員ら24人が出席した。役員改選では、現職の森会長の2期目続投が決定。森会長は「この2年間、コロナで大した活動ができませんでしたが、今後はコロナに注意しながら活動を再開させていきたい」と抱負を語った。
総会は長崎県民歌「南の風」斉唱、先亡者への黙とうに続いて森会長があいさつを行い「コロナ禍も皆さんのお陰で乗り越えることができました。まだ油断はできませんが、一日も早く安心して活動できるように、ご支援をよろしくお願いします」と呼びかけた。
21年度事業報告では、毎月の役員会や8月の原爆犠牲者慰霊ミサなどほとんどの活動がオンラインで行われた中、11月の敬老会が唯一、対面で実施されたことを説明。遠方の会員には敬老会用のプレゼントが送付され、大変喜ばれたという。
21年度会計報告、青年部と婦人部の会計報告がそれぞれ承認された。
監査意見書の発表後、22年度事業計画案を審議。5月に九州ブロック運動会、8月に原爆犠牲者慰霊ミサ、9月に九州ブロック文化祭、10月に敬老会、12月に忘年会等を行うとした。同年度中に長崎県への龍(じゃ)踊り研修生の派遣も行う見込み。
22年度予算案審議・承認に続いて役員改選が行われ、森会長の2期目続投が決定、承認された。
新役員(22~23年度)は次の通り(敬称略)。【会長】森繁親【副会長】和田佐代子、牧山ペドロ【会計】小宮カチア【書記】ヒロセかおりタイス【監査】徳山アルベルト、川添慎、フェリッペ・マンシーニ。