若手日系起業家団体RENブラジル(セイイチ・イワノ代表、Rede Nikkei do Brasil)の設立1周年記念式典が7日、ブラジリアで開催された。
同団体は昨年2月26日に在伯日本国大使館の支援により設立された非営利団体。若い日系人を中心に構成され、日本文化や日系社会の特性を活かしたビジネス方法の共有や人的交流活動を行っている。
式典に出席した林禎二日本国特命全権大使は「RENブラジルはこの1年で聖州やマナウス、ブラジリアなど多地域で活動を行っており、頼もしい限り。今後は日本企業との連携に一役買う存在となってくれることを期待します」と述べ、今後も支援を続けていく意向を表明した。
同団体は設立1周年を記念して、2月5~8日に日系団体や企業、在聖総領事館の表敬訪問も行った。訪問先はブラジル日本文化福祉協会や、サンタクルス日本病院、ブラジル日本商工会議所など。ダイソーブラジル、ソネダ・パルファマリア、ブルーツリーホテルなどの日本・日系企社長へも訪れ、代表者と懇談した。
6日には聖市のジャパン・ハウスで1周年記念式典を行い、日本大使館、JICA、JCI、日本留学生研修員ブラジルOB会(ASEBEX)、国際交流基金サンパウロ文化センター、JETRO、ブラジル日系企業家協会(NEB)、ブラジル日本商工会議所、住友商事、ブラデスコ・ニッケイ、ブラジル日本都道府県人会連合会の代表者が参加した。