朝蔭508(2月)号

朝蔭208号表紙
朝蔭208号表紙

 朝蔭発行所による月刊俳句誌『朝蔭508(2月)号』が2月1日に発刊された。詩友から寄せられた句を掲載する『雑詠寿和選』や、その内34人に対する『句評』、各地域俳句会の『句会便り』などが掲載されている。
 雑詠寿和(すわ)選では、初夢や初日などの季語と共に「初電話北伯に住む兄の声」(サンパウロ・山岡秋雄)や「初電話みんな元気かと友の声」(カンポモウロン・守下栄子)など「初電話」を用いた句が目立ち、まだ安心して対面できない時勢を感じさせた。
 編集後記では今年も誌上虚子忌の開催を発表。兼題は「虚子忌」「天の川」「秋まつり」「爽やか」「稲刈る」「柿一切」「秋鯖」。5句の投句で締め切りは5月15日まで。
 『朝蔭』に関する問い合わせは佐藤さん(電話:11・2981・7817)まで。

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