マスク着用義務が９日に解除されたサンパウロ州。だが、州民はまだ外出時にマスクを着用している人が多いとの報道も行われている。それらによると、サンパウロ市で最も人通りの多いパウリスタ大通りでもマスク着用者が多く、取材を受けた人も「気をつけたい」とする意見が目立つようだ。１４日から授業を再開したサンパウロ州立総合大学（ＵＳＰ）や州立カンピーナス大学でも、マスク着用が完全に義務付けられている。サンパウロ市では今月末に１５〜２０万人を動員する見込みの音楽フェスティバル「ロラパルーザ」が開催される予定。すでに広告や記事も目立ち始めているが、義務付けられているマスク着用と接種証明提示の順守を期待したいところ。
◎
１３日午後、サンパウロ州タクアリチンガのラウレンチーノ・マスカリ高速道で２台の車が衝突事故を起こした。この影響で、一方の車に乗っていたベルナルデテ・カヴァリニさん（５３）とその娘のバルバラさん（３２）、同乗していた２匹の犬が死亡。もう一方の車に乗っていたミナス・ジェライス州在住の６０代の兄妹も重傷で、タクアリチンガ市内の病院に運ばれ、手当てを受けている。衝突事故が起きた原因は現在調査中だ。
◎
１３日のサッカーのサンパウロ州選手権。アリアンツ・パルケでのパルメイラス対サントス戦は１―０でパルメイラスが勝利した。この試合でも防戦一方だったサントスは調子が上がらず、Ｄ組で依然、予選敗退圏内の３位。残り２試合で２位サントアンドレとの勝ち点差は２。決勝トーナメント脱落の不名誉は避けたいところだが。
