保健省が15日、4月4日からインフルエンザの予防接種キャンペーンを行うと発表したと同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。
インフルエンザの予防接種キャンペーンは毎年恒例で、今年は6月3日までの8週間が同キャンペーンに当てられる。保健省によると、今年はA型2種(H1N1とH3N2)とB型を組み合わせたワクチンが使われるという。
今年のキャンペーンは2段階で行われ、4月4日から5月2日までは60歳以上の高齢者と医療従事者が対象となる。
5月3日から6月3日までは生後6カ月以上、5歳未満の子供と妊婦、出産後まもなく授乳中の人、先住民、教師、基礎疾患のある人、恒常的な障害のある人、軍人や治安関係者、公共交通機関の従業員やトラック運転手、港湾労働者、刑務所職員、12~21歳で社会教育措置の対象となっている人などが対象となっている。
生後6カ月以上、5歳未満で過去に接種を受けた事がある子供は1回のみの接種でよいが、初めての接種の場合は1回目の接種から30日後に2度目の接種を受ける必要がある。