在サンパウロ日本国総領事館経済班の中野直樹副領事(40、岡山)が3月末に帰朝する。18日、後任の宍戸孝志領事(53、宮城)と交代挨拶のため編集部を訪れた。
中野副領事は4年間の職務を振り返り「思い出は沢山あります。ブラジルは広大で4年間ではまだその一部しか知れなかったように思います」と述べ、関係者への感謝を語った。
後任の宍戸領事はこれまで、農林水産省食糧庁国際課や同輸出促進課、パラグアイ大使館、ウルグアイ大使館に勤務してきた。ブラジルにはパラグアイやウルグアイ赴任時代に出張や旅行などで訪れたことはあったが、駐在は初めてだという。
宍戸領事は「ブラジルはアミーゴ文化の国なので、個人間で絆を結んでいく事が大事なのかなと感じます。人と接することが好きなので、様々な人たちと積極的に交流していきたいです。日本製品のPRを行い、日本とブラジル間の輸出強化や日本を知ってもらう機会を作っていきたいです」と意気込みを語った。