在クリチバ日本国総領事館(濵田圭司総領事)は2月24日、パラナ州コロラド市の「ヴァレドパラナパネマ財団」と政府事業「草の根・人間の安全保障無償資金協力」による「サンタクララ病院増築計画」の契約締結署名式をオンライン上で実施した。
同財団が運営するサンタクララ病院は、1976年に日系人を中心とする地元住民が土地や医療器材などを寄贈して創立された。同市及び近隣都市住民約35万人に高度医療を提供しており、慈善性の高い市立病院として認知されている。
今回の契約により、8万7600米ドル(約946万800円)が無償供与される。病棟が増築され、地域住民に対する医療サービスの改善及び健康の維持・増進が図られる。