ブラジリア=日本語普及協会で理事長交代=三分一さんから矢田さんへ

32年間理事長を務めた三分一さん
32年間理事長を務めた三分一さん

 ブラジリア日本語普及協会は1月30日に定期総会を開催し、創立時から32年間理事長を務めて来た三分一貴美子さんの退任と、副理事長の矢田正江さんをその後任とすることを決定した。同協会は今年、国際協力機構(JICA)の日本語モデル校に認定されてから30周年目の節目を迎える。
 挨拶に立った三分一さんは「協会が32年続けて来られたのは、公的機関をはじめとする、皆様のご理解とご支援の賜物と深く感謝しております」と述べ、矢田新理事長は「長期にわたり華々しい成果を納められた三分一理事長にはかないませんが、精一杯の努力をしてまいります」と挨拶した。
 同協会ではJICA助成金による校舎改修を行い、国際交流基金の助成を受け、対面式とオンライン式授業を組み合わせた「ハイブリッド型授業」の準備を進めているという。
 ブラジリア日本語普及協会の新役員体制は以下の通り。
 【2022年度役員】《理事長》矢田正江《副理事長Ⅰ》ダニエラ・ヌネス《副理事長Ⅱ》高木初代《書記(ポ語)》カイオ・ダンタス《書記(日本語)》高橋ウイリアン《会計Ⅰ》村上奈多理(なたり)《会計Ⅱ》名知(なち)明美《渉外Ⅰ》川村賢三《渉外Ⅱ》新保(にほ)すみれ《監査役》三浦カタリナ、安永アメリア、安井明《補充監査》物見節美(ものみせつみ)、島田聖子《新評議員》伯日文化交流協会=小笠原正司ホベルト、ブラジリア日伯文化協会=三分一貴美子、アレシャンドレ・G農文協=三分一武裕、アライアンス宣教会=安井敏明エドアルド、ゴイアス日伯協会=鴨志田孝文、パラカツ日伯文体協会=嶋田勝男、ヴァルジェン・ボニータ日伯協会=新保洋海(にほひろみ)。
 【会員校代表者】ブラジリア・モデル校=矢田正江、タグアチンガ=三浦カタリナ、アルカージ=高木初代、アライアンス=安井弘子、パラカツ=嶋田勝男、ゴイアス・モデル校=物見節美、ヴァルジェン・ボニータ=新保すみれ。

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