おしゃべりパパガイオ

 英国ロンドンで行方不明になり、国の内外で心配されていたブラジル人少年ユーリ・ゴメス・ターヴォラ君(15)が4日、10日ぶりに生存が確認され、無事に帰還した。ユーリ君は3月25日の午後、制服を着て学校から出ていくのを目撃されたのを最後に行方が分からなくなっていた。同市内の教会の牧師でもある母親のシモーネさんは4日、自身のインスタグラムでユーリ君発見と彼は無事である事を報告し、捜索への協力と祈りの支援に感謝を述べている。ユーリ君は失踪前日に学校で暴行を受けたとされているが、失踪の理由や経過などの詳細はまだ不明だ。同君が失踪期間中をどうやって過ごしていたかも気になるところ。
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 4日、リオ北部のコルドヴィルで、17歳の黒人青年カウアン・ダ・シウヴァ・ドス・サントスさんが軍警に射殺される事件が起きた。カウアンさんは撃たれて生きたまま川に投げ込まれ、病院に運ばれたが死亡した。カウアンさんは子供向けのスポーツイベントから立ち去る際に撃たれたが、その理由はわかっていない。カウアンさんは3年前から柔術を学び、格闘家を目指していたが、麻薬密売などの犯罪歴はなかった。
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 また、この事件を受け、カウアンさんの地元コルドヴィルでは5日、近隣住民たちが一斉に抗議を行い、バスを焼きうちにしたりした。リオ市はただでさえ、軍警による黒人の未成年者殺害が頻発する場所のひとつだ。事件の詳細が明らかにされない限り、事態の悪化も考えられる。

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