昨日付本面で報じたカード会社「ブレックス」の20代の創業者2人より稼いでいるブラジル人の億万長者は存在する。ブラジル一の長者は飲食業界の大物で番付1位常連のジョルジェ・パウロ・レマン氏。フェイスブック共同創立者のエドゥアルド・サヴェリン氏が2位。3位にはやはり飲食業界の大物マルセウ・エルマン・テレス氏が続いている。10傑には6位にサフラ銀行の経営者兄弟、8位にBTGパクトゥアルのアンドレ・エステヴェス氏などの常連が続くが、10位にボルソナロ大統領支持のお騒がせ社長でスーパー「アヴァン」経営者のルシアノ・ハン氏が入っていることも注目だ。
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サッカーのリベルタドーレス杯は5日、6日にグループリーグ初戦が一斉に行われた。この結果、ブラジル勢で勝利を手にしたのはパルメイラス、ブラガンチーノ、アトレチコ・ミネイロ、フラメンゴの4チーム。アトレチコ・パラナエンセが引き分けで、コリンチャンスとアメリカMGが黒星スタート。フォルタレーザは7日が初戦だ。ここ数年、決勝トーナメントの16強をブラジル勢が独占しているが、今年も続いて欲しい。
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6日、サンタカタリーナ州を飛び立った小型機がアルゼンチンでレーダーから消え、行方不明となっている。搭乗者は企業家のアントニオ・カルロス・カストロ・ラモス氏、彼の弁護士、医師で友人の計3人だった。小型機はラモス氏のものだった。安否が気にかかるところだ。