おしゃべりパパガイオ

 つい最近まで州選手権で盛り上がっていたサッカーだが、今週に入ってからはリベルタドーレス杯が始まり、さらにこの週末には全国選手権(ブラジレイロン)が開幕する。例年のブラジレイロンの開幕は5月だが、今年はW杯が異例の11月開催ということもあって、日程がかなり変則的になっている。同選手権の初戦は、パルメイラスが今日9日に本拠地で対セアラー戦、サントスが敵地で対フルミネンセ戦。10日はサンパウロが本拠地で対アトレチコ・パラナエンセ戦、コリンチャンスが敵地で対ボタフォゴ戦となっている。慣れない環境では選手の体調管理も気になるが、怪我には気をつけてほしいところ。
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 保健省が7日、新型コロナのオミクロン株の亜種(BA1とBA2)同士が合体した変異株XE型の国内初の感染例確認と発表。XE型は従来型より感染力が強いとされたBA2より10%感染し易いともいわれている。感染したのはサンパウロ市在住者で、発症は2月、感染確認は3月で、既に回復しているとか。サンパウロ市はワクチン接種が進み、ロラパルーザをマスク義務なしで行っても感染状況悪化はほぼ皆無。サンパウロ市やリオ市では再来週、カーニバルも開催されるが、XE型による流行が起きないよう祈るばかりだ。
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 10日、フランスで大統領選の一次投票が行われるが、これはボルソナロ政権にとっては大きな指標となる。現職のマクロン氏はアマゾンの森林伐採でボルソナロ氏を手厳しく批判した、世界でも最大級の政敵。そのマクロン氏を追うのが極右のルペン氏。どちらが勝つかで対欧州関係が変わるだけに重要だ。

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