ミナス・ジェライス州で11日朝、ヘリコプターの墜落事故が発生。墜落時にトラックにも接触したが、搭乗していた男性2人は奇跡的に救出された。11日付現地サイトが報じている。
事故発生は11日午前9時前で、現場はベロ・オリゾンテ大都市圏のコンタージェン市シャッカラ・ボア・ヴィスタ区だった。
目撃証言によると、同地区にある市民航空学校のヘリコプターは離陸直後に失速して墜落。ヘリコプターは現場近くを通過したトラックに接触後に地面に落ちたという。
同機は爆発する危険性もあったが火災は起きず、操縦士でインストラクターのロベルト・カルロス・ベルミロ氏(59)と、航空機操縦士で生徒のアレッシャンドレ・ミツキエビッチ氏は意識のある状態で救出された。二人はこの日、飛行訓練を行う予定だった。
火災や爆発に遭うこともなく救出された二人は病院に運ばれたが、「命が再び与えられたような気分だ」と奇跡的な生還を喜んでいたという。トラックの運転手は事故の瞬間は車外に出ており、無事だった。