ブラジル日本語センター=国内外135人がオンライン参加=パラナ連邦大ルイス教授講演会

講演するルイス教授
講演するルイス教授

 ブラジル日本語センター(矢野敬崇理事長)は3月26日、パラナ連邦大学のルイス・ガルデナル教授を講師に招き、講演会『南米ブラジルの子どもたちが日本語学校で学ぶということ』をオンライン開催した。
 講演会には日本語学習者やその保護者、日本語教師らが参加。コロンビアやチリ、ベネズエラ、ボリビア、パラグアイ、ペルー、米国、日本などからも参加者があり、総勢135人が出席した。
 講師のルイス教授は非日系人だが、アチバイア日伯文化協会や日系学校のアルモニア学園で日本語教師を務めた。現在はパラナ連邦大学で日本語教師育成事業に携わっている。ルイス教授は子供の頃、モジ・ダス・クルーゼス市で父の仕事の関係から日本語に触れ、大学の教育課程で本格的に日本語を学んだ。
 講演では、『教師の役割の重要性』『学ぶ意味または価値の発見と考察』『文化的側面-異なるものとの接触』『グループとの繋がり(絆)の重要性』をテーマに、ルイス教授の経験を通してブラジルで日本語を学ぶ事の意義について説いた。
 JICAブラジル事務所の江口雅之(えぐち・まさゆき)所長からビデオメッセージが届き、国際交流基金サンパウロ日本文化センターの洲崎勝(すさき・まさる)所長も祝辞を述べた。

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