在サンパウロ日本国総領事館の安全対策情報によると、12日午前9時頃、日本からの邦人出張者がパラナ州ロンドリーナ空港で窃盗(置き引き)被害に遭った。
被害者は同行者とサンパウロ行きのフライト搭乗を空港内のコーヒーショップで待っていた。トイレに行く際、荷物を席に置き、入れ替わりで席を離れたが、気がついた時には椅子の上に置いていた被害者の鞄がなくなっていたという。
地元警察が空港内の防犯カメラを確認したところ、女1人、男2人の犯人グループが、椅子に置いてあった被害者の鞄を持ち去り、そのまま車に乗って空港から逃走していた。
被害品は鞄、パスポート、身分証、銀行キャッシュカード、クレジットカード、iPad、現金、書類で人的被害は無し。
同総領事館では、荷物から決して目を離さず、自分の体から離れた場所に置かないこと、交代で席を離れる際も、貴重品は自身で持って移動することなど注意を喚起している。