ブラジルを含む全世界で25日の最大のニュースとなったのは、現在世界一の大富豪、電気自動車のテスラ社などを経営するイーロン・マスク氏が、代表的なSNSの一つ「ツイッター」との買収交渉で合意に至ったことだ。マスク氏は数々の問題発言で度々炎上することでも知られており、「言論の自由」の推進者として有名だ。このため、過激な言動を好むボルソナロ大統領支持者がこの買収合意をかなり喜んでいる。ダニエル・シルヴェイラ下議が有罪となった言動をめぐり、最高裁と大統領の対決があったばかりだからなおさら。この買収でネット・モラルがどうなるかも気になるところ。
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ミナス・ジェライス州フルタルで宗教儀式のために亡くなったとみられる5歳の女児の母親、叔母、祖母らが20日に逮捕されていたことが明らかになった。犠牲者のマリア・フェルナンダ・デ・カマルゴちゃん(5)は3月24日、フルタルから60キロ離れたサントアントニオ・ド・リオ・グランデで全身に火傷を負った焼死体となって発見されていた。同件では宗教団体リーダーと見られる人物も逮捕されている。
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今週、サッカーではリベルタドーレス杯が開催されている。パルメイラスは27日に敵地エクアドルでエメレックと対戦。目下、同杯2連覇中のパルメイラスは、グループリーグ初戦では4―0、2戦目8―1と、今年も圧倒的な強さを見せている。それがこの試合でも続くことを期待したいところ。