《ブラジル》ボルソナロ大統領が鉱山動力相を電撃交代=PBの価格政策批判直後に=後任は経済省戦略特別局長

後任のサクシダ鉱動相(Marcello Casal Jr./Agencia Brasil)

 ボルソナロ大統領がベント・アルブケルケ鉱山動力相(以下、鉱動相)を電撃解任し、後任にアドルフォ・サクシダ氏を任命、11日付連邦官報に掲載したと11日付現地サイトが報じた。
 鉱動相交代は、ボルソナロ氏が鉱動省傘下の石油公社ペトロブラス(PB)の価格調整を批判した直後に起きた。PBは昨年の収益発表直後からボルソナロ氏の批判の的で、3月に起きた20%近い燃料価格調整後には現政権で2回目の総裁交代も起きた。
 大統領のPB批判は、第1四半期の収益は昨年同期比で3718・4%増の445億6100万レアルだったと発表された5日以降、一層激化。ディーゼル油の出口価格が10日から約9%調整された事が今回の鉱動相交代劇に直結した。
 だが、アルブケルケ氏は11日、

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