国際交流基金が主催し、ブラジル日本語センター(CBLJ、矢野敬崇理事長)が実施するブラジルで初めて7月に行われる日本語能力試験の受験応募者総数が、1409人であることをCBLJがこのほど発表した。
同試験は7月3日にサンパウロ州をはじめとするブラジル各地で実施され、申し込みは3月28日~4月23日に行われた。
CBLJ広報担当理事の酒本恵三氏が本紙に持参した資料によると、1409人の応募者の内訳は、N1=112人、N2=152人、N3=237人、N4=404人、N5=504人となっている。
また、21年(12月)のブラジルでの日本語能力試験の応募総数は、3452人で(20年はコロナ禍で中止)、応募者の6割を非日系人が占めたという。応募者数は過去最高人数だった19年の4001人から比べると、コロナ禍の影響もあり、減少傾向にある。関係者らは年2回の試験実施により、今年12月の試験応募者数が増加することに期待を寄せている。