ブラジル日本文化福祉協会(文協)和食普及委員会(荒木照子委員長)は、日本食文化普及のための料理動画撮影を4月18~19日に行った。動画では人気家庭料理「肉じゃが」や一風変わった「かぼちゃのピューレ」、本格的なラーメンの作り方などを紹介。動画は文協のYoutubeチャンネルにて、今月26日から順次公開される。また、6月からは対面式料理教室の開催も予定している。
荒木委員長は「文化の基盤は食にあります。動画や教室を通じて、たくさんの人に和食のこと、日本文化のことを知ってもらいたいです」と動画の視聴と教室への参加を呼び掛けた。
料理動画で肉じゃがの調理を披露した日本食料理人の杉本マリ(3世)さんは「動画では、私が専門的に得た料理知識だけではなく、家庭で学んだ作り方を紹介しています。家族から受け継いだ知識を活かすことが出来てとても嬉しかったです」と感想を語った。
6月開始予定の料理教室は、定員40人、参加費70レアル、月2回の実施を想定している。また、月に1度は、サクラ中矢食品派遣のシェフが、福祉活動として無料教室を開催する予定だ。