街の辻々に見かけるエスペチーニョ(串焼き)の屋台。コラム氏も好きでしょっちゅう買い食いしてしまうのだが、近年、オプションを付ける屋台が増えており「生き残りを賭けたサービス合戦が勃発しているのでは?」と感じる。
一昔前までは、串焼きのオプションには、ファロファ(マンジョッカ芋の粉)をかけてくれる程度だったが、最近では1レアル程払えば串から肉を取り外し、細かく切って、ファロファとビナグレッテ(野菜の酢漬けサラダ)を添えて、提供してくれるところも多い。
コラム子馴染みの串焼き屋台は、サンパウロ市サンジョアキン駅近くのヴェルゲイロ通りとドトール・シケイラ・カンポス通りの交差点端にある屋台なのだが、先日新しいオプション「Baiao de dois」が出来ていた。
値段は8・50レアルで、好きな串焼き1本とビナグレッテ、ファロファ、「Baiao de dois」(ノルデスチ地方の炊き込みご飯)がついてくる。大盛りは10レ。
ビナグレッテのオプションだけでは物足りなさを感じていたコラム子、晩飯前にも関わらず即購入。普通盛りでも結構なボリュームがあり、満足。昼飯代わりでもいける。
他の串焼き屋でも、パンに肉を挟んだり、色々な部位を混ぜて提供する「churrasco」など工夫する店がかなり目立つ。やはりコロナ禍で生き残りをかけたエスペチーニョオプション合戦が勃発しているのか!?
美味いものの味方のコラム氏もぜひ参戦したいところだが、肥満も注意しなければいけない今日この頃。ほどほどにしなければ…。(淀)