最高裁のルイス・フクス長官が１８日、選挙期間中の偽情報撲滅計画の立ち上げを発表し、最高裁は他の権力の領域に立ち入ったといういわれのない告発や攻撃を受けているという見解を表明したと同日付現地サイトが報じた。
同長官は、最高裁は外部から持ち込まれた訴訟に応じて動いている明言後、「最高裁が政治的な意図で動いているという誤った印象を与えるような虚報が流れている」と語った。
この発言は、ボルソナロ大統領が虚報関連捜査における職権乱用でアレッシャンドレ・デ・モラエス最高裁判事を訴えた翌日に行われた。同判事はネット上の犯罪行為へのサイバー・ミリシア捜査に大統領による選挙システム批判も盛り込むなど、大統領や関係者には煙たい存在となっている。
同計画発表には選挙高裁のエジソン・ファキン長官とモラエス副長官も同席した。
